山本貴嗣とメタルマックス

私がマンガ家としてデビューしたのは、学生時代19歳の秋でした。
卒業までは二束のワラジ、その後は30年近くただ腕を頼りに生きてきました。
足の向くまま気の向くまま、その日暮らしの風来坊です。
一匹狼などというカッコイイものではなく、野良犬、一匹猫。
だからメタルマックスの世界と明日をも知れぬ登場人物に、私はとても共感します。
未来の保障など何もなく時には希望さえない闇の日も、ただひたすらにサバイバる。倒れては立ち上がり泣いては闘う。
そんな人生がオーヴァーラップして、私はメタマにハマリました♪
旧友ミヤ王こと宮岡寛氏の依頼でゲーム「メタルマックス」のキャラクターデザインを始め、「2」「リターンズ」と関わる一方で、幾つか読みきりや短期連載のマンガも描きました。
しかしメタマは特殊な世界です。
怪物とメカ、車輌に兵器にアクションと、すべて描けないとこなせません。手伝いをまかせられるアシスタントもそういうものです。私の未熟さもあって、色々心残りがありました。
いつしか50代となり、いささかHPは減りましたが、経験値とテクは自己記録を更新中。アシスタントをパソコンに代えて、100%純正山本マンガを描くようになりました。と言うわけで、このマンガは人物から小物まですべて自分で描いております。
2010年、十数年よりの新作「メタルマックス3」に参加できただけでなく、その外伝を描く機会を与えていただけたことは、本当に感激でした。
今だから描けるメタルマックス、私の持てる技術すべてをプチ込んで、綿びた荒野を描き暮らしております。 お楽しみいただけましたら光栄です。
ありがとうございました。

2011年春
山本貴嗣

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