MM通信 第7回

町にはこんな生活がある!!

これかモンスターハンターの戦いの拠点だ!

「メタルマックス」はミヤ王、キム皇、カルロスの3人が開発しているニュータイプのRPGだ。主人公は、モンスターハンター。戦車を操縦して、指名手配のモンスターをガンガンしとめる超ド派手な賞金稼ぎだ。しかも戦車に乗って戦うだけじゃなく、戦車から降りても行動•戦闘ができる画期的なMM(Man & Machine)方式を採用!活動の幅も楽しみ方も2倍に広がるゾッ!お金がたまったら、戦車を改造しちゃうというお楽しみまである。こんなゲームがなぜ今までなかったの、と作ってる3人が嬉し泣きするくらいの出来になってきたようだ。今回は3人に町の中の仕組みを語ってもらおう。
「メタルマックス」、いよいよ面白くなってきたぞっ。

未来人は強く、逞しく、したたかに町の生活を楽しむ。

文明を食い尽くしながら、
町は生き延びている。

司:まずどんな町があるんですか?

キ:うーん、一言じゃいいきれないけど、どの町にもそれなりの歴史はあるよね。

カ:過去の遺産を食いつぶして生きてる都市もあれば、水があるところに自然に人が集まって、町になったというところだってある。

司:町の中は、どんな感じでしょうか?

キ:廃虚みたいなところもあるけれど、エレベーターやエスカレーターも、多い。

司:けっこう都会なんですね。

カ:そうだね。未来では機械は生活の一部だから、他のRPGよりはメカを使うケースが多くなるだろうね。

ミ:たとえば、あちこちにスイッチやボタンがあって、いろんな仕掛けを楽しめるとかね。

キ:プレーヤーの印象としては、メカに囲まれて遊んでいる感じがすると思うよ。

カ:人もいるけど、メカもどっさり。

ミ:あとは、トレーダーっていう旅商人が町を渡り歩いて、貿易みたいなこともやってる。

キ:この人たちはテント生活者だから、村ごと移動しながら商売してるんだ。

司:なにか珍しいものでも売ってんのかな?

住民だって、ハンターを相手に
元気に商売してるぞ。

司:モンスターハンターは住民に危害を加える怪物をやっつけてるわけでしょう。ハンターは住民に感謝されてるんですか?

カ:ちいーっとも感謝されてない。(笑)

ミ:ハンターが高いものを買ってくれるときはゴマくらいはするかもね。(笑)

キ:モンスターハンターは、町のためというより賞金のため、自分の利益のために戦っているからね。

ミ:オレがハンターなら、指名手配のモンスターを重点的に狙うぜっ。金になるしなっ。

カ:まあ、プレーヤーは正義の昧方になってもいいし、札付きの賞金稼ぎになってもいいよね。

キ:そこんとこはプレーヤーの自由だよね。

司:あんまり一つの価値観でプレーヤーを縛りたくないんですね。

キ:そうなんだよ。だって、「ウルティマI」は敵でもない町の人と戦えちゃったしね。

ミ:「クエスト」にしても衛兵を倒してるうちに、そっちのほうが楽しくなったぜっ。(笑)

キ:ストーリーを外れて、そんなことばっかりして遊んでたんだよね。

司:でもそれってインモラルすぎません?

ミ:そうかなあ。インモラルな展開をやめてから、ゲームがつまらなくなってきたんじゃないかな。

キ:現実の世界ではできないことも、ゲームだからできる。そこがゲームのおもしろさだよね。

司:おおっと、いきなりキツーイ発言。

ひと稼ぎしたら、改造ショップへ。
オリジナルのマシンを作ろう!

キ:お店の特長としては、まず、戦車まわり用と人まわり用とに店を分けてあります。

カ:それぞれに店があって、武器やパーツを買ったり、修理、改造もできるようになってます。

キ:戦車まわりのサービスを一手に引き受ける「戦車ショップ」や、車両のチューンナッフを得意とする「改造ショップ」もあるよ。

司:へぇ、改造の店!?。

ミ:このふたつのショップには、いろいろとお世話になるだろうぜっ。手に入れた車両は必ず改造したくなるからね。

司:改造ってどんな風にやるの?

カ:改造の基本は、エンジンのパワーアッフ。武器や装甲を付けるためには、まずその車両の積載量を増やさなきゃいけないからね。

キ:だから積載量が増えれば増えるほど、攻撃力や防御力をアッフできるってわけ。

ミ:しかも改造できるのは戦車だけじゃない。

司:エッ、ホント/戦車以外にどんな車両があるんですか?

ミ:バギー、救急車、装甲車などだね。ほとんどの車両が改造できちゃう。

司:どんな武器を付けるんですか?

キ:たとえば、救急車に台座をくっつけて、機関銃をセットして、攻擊型にするとか。

司:ヒャー!そりゃスゴイや!

カ:バギーを偵察車にする場合、ドライバーの身を守るために装甲は絶対付けたいよね。

司:へぇー、模型かプラモデルを作ってる感覚に近いですね。

文明の象徵か、ただの商売熱心か。
自動販売機は未来にもあった。

カ:お店でおもしろいのは、自動販売機が町に建いてあることですね。

司:えーっ!?コーラでも売ってるの。そんなわけないよね。

キ:ヘヘへ……、販売機にも何種類かあって、一番ありがたいのが砲弾販売機だろうね。いつでも手軽に買えます。

ミ:装甲タイルなんかも売ってる。

カ:ケガをしたときの薬だってあるから、コンビニ感覚でご利用くださいってわけ。

司:へぇー、現代の生活感覚を残してますね。

地獄でホトケに出会う!?
戦車のレンタルショップも登場。

キ:変わってるお店がもうひとつ、戦車のレンタルショップがある。

カ:戦車が大破して乗り物がなくなったとき、貸してくれます。

司:いやー、親切な人もいるじゃないですか。未来も捨てたもんじゃないですね。

ミ:そんなわけでもないよ。商売だから。

司:というと、1日いくらぐらいですか?

カ:そういう計算じゃなくて、上がりの大部分をしっかり取られちゃうんだ。

司:えーつ、キビシー!(男女驚愕!)

ミ:この時代は、戦車を開発する技術力も工場も残ってないから、ポンコツになっても、戦車を持ってるヤッと持たないヤツの差は大きい!

キ:戦車さえ手に入れば、こりゃもう天国。走りたいだけ走って、撃ちまくって、素手ではかなわないモンスターでもバタバタやっつけちゃうから。もう快感のカタマリ!

ミ:レンタル料が高くても、しかたないよね。戦車ってそれぐらい役に立つ乗り物だから。

カ:でもひとたびアシ(車)がなくなると、もう苦しさの連続!

キ:あんまりかわいそうだから、保険制度を作ろうかって話したね。(笑)

カ:でも、掛け金が高くなりすぎるっていうからやめちゃった。(笑)

ミ:モンスターハンターは、何の保証にも頼らないフリーが一番だぜっ!(キッパリ)

カ:フリーほど自由な人生はないからね。だってフリー(自由)なんだもの、アハハ……。(明るいカノレロス)

キ:そうだね。ボクら3人みたいなフリーの人生を味わってほしいね……(ヒューと冷たい風)

司:ヒェー、実感こもってるう。(なぜか桝田氏だけはサラリーマンであった)

未来にはいかがわしい仕事で
生きている変人がいっぱい。

司:酒場ではケンカしたり、人と出会ったりと、忙しい場所のようですね。

ミ:ケンカするだけじゃなく情報交換の場でもあるからね。

カ:賞金付きのモンスターの手配書が、さりげなく壁にあったりするからよーく見ておこうね。

キ:これは、ショップというよりサービスだけど、戦いで疲れたカラダを揉みほぐしてくれるマッサージ師もいるね。

カ:金さえ払えば、死人だって揉んじゃう。

キ:アヤー、冷たい手ね、この人死んでるよって。(大爆笑)

カ:もっとすごい変人もいる。その名も「ドクターミンチ」!

ミ:主人公の生まれた町に住んでるんだ。

カ:でもって、死者を蘇らせるのが得意。

ミ:ところが最近、研究所の裏庭に墓が沢山できてるらしい。(笑)

キ:だから、うまく生き返ったヤツには、「おまえ優秀だから、次に死んだときも、また来てくれ」って頼むんだよね。(笑)

司:ハンターもいいけど、住民やるのも楽しそうですね。というわけで、未来の町はしたたかに繁栄してること力ヾわかりました。(つづく)

次回の「MM通信」は「独占手記!なぜ私は、モンスターハンターとして生きるのか!?」を放送予定。お楽しみに。


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