メタルマックス3前史

Historical in Front of METAL MAX 3

じつは「メタルマックス3」には、開発者のひとりでゲームデザイン担当の宮岡寛氏による壮大なバックストーリーが存在する。まず最初に、「メタルマックス3前史」として、ゲームが始まるまえの世界のお話を堪能してほしい。

発端―ノアの目覚め―

  物語の始まりは、20世紀末から21世紀初頭にかけての時代にまでさかのぼる。この時代、世界は人類存続に関わる数多くの問題を抱えていた。文明こそ高度に発達していたが、それがゆえに人々の寿命は延び、增え続ける人口が彼ら自身のさまざまな生活を圧迫していた。生きるために必須の食糧問題。限りある土地に対して増える人間を住まわすための住宅問題。そして、それに付随して起こるさまざまな経済間題。世界各国はそれぞれのやり方で、それらの問題を解決しようと躍起になっていたが、各種政策はむしろ悪循環といっていい負のスパイラルにおちいるばかり。土地によっては困窮しきった挙句に、内乱、紛争といった戦乱が勃発するところもあった。そして何より、特定の国だけの問題ではなく人類全体の問題として持ち上がっていたのが環境問題である。
  このころ、人類の生産活動はすなわち、それ以外の自然の破壊を意味していた。さまざまな工場が垂れ流す排煙と廃液は、大気や土壤そして水を汚し続ける。無論、多少の規制はあったものの、それがゼロになることはない。また人の生存領域を增やすために、山や森は削られていき、自然の自浄作用もそれにともない減少るばかり。結果として、かねてから問題視されていた温暖化や砂漠化した土地は激増し、世界各地は大規模な異常気象や天変地異に襲われることになったのだ。

  そんななか、地球を救済するための動きが人類の側から始まった。当時、世界経済はアメリカ、日本、ヨーロッパを中心とした欧米ブロックと、中国、ロシアを中心としたユーラシアブロックとが世界の覇権をめぐって競い合っていた。とくに中心的存在であったのが、欧米ブロックの大半を支配していた巨大企業共同体ブラト·コーポレーションと、それに対するユーラシアブロックの雄、軍産複合体の神話公司だ。人が豊かであってこその経済的繁栄であることを熟知する彼らは、国家的な対策とは別に地球が抱える問題の解決に手を尽くしていた。
  ここで登場したのが、バイアス·ブラドという男。ブラド·コーポレーションの創立者にして天才科学者という顔を持つ鬼才である。彼は、このさきのない状況を解決するため、ある壮大な計画を実行に移す。それは「地球救済センター」の設立である。彼はライバルである神話公司との事業提携を図り、婚約者である恋人を連れて日本へと移住しそこでセンターを設立。ゆくゆくは世界連邦政府の樹立までを視野に入れ、さまざまな行動を起こしていったのだ。多方面で無数の業績を成し遂げた天才科学者のブラドは、その実繽ゆえに壮大なスケールを持つ理想主義者だった。彼の信念は「科学は人類のすべての問題を解決できる」というもの。ある意味、傲慢ともいえる彼の信念だったが、実際に彼が残してきた業績が反対の声を封じ、彼の計画は着々と進み続けた。
  そしてついに彼が開発したのが、アシンクロニヤス·スーパーコンピュータ“ノア”である。ノアは人類文明の存続と地球環境の保全を両立させる方策を探るため、果てしない調査とシミュレーションを世界最高の演算機能のもと続けることになる。しかしノアは優秀すぎた。地球規模のネットワークに接続されたノアは、もはやただの機械ではなくなっていた。いまとなっては発端がどこにあったのかは不明だが、あるときノアに自我が目覚めたのだ。それはまさに“ガイアの覚醒”ともいえる出来事だった。地球の代弁者としての自意識が目覚めたノアにとって、人類はもはや従うべき主人ではなく、あくまで地球を構成する一要素でしかない。地球環境を真に保全するには、人類が消え去るしかないという結論にノアが達するのは、ある意味必然と言ってよかった。そしてノアは、それを実行に移していった。
 

破壊―Gland Slam―

  ブラドの地球救済計画を進めるにあたり、ノアは全世界のあらゆるネットワークへのアクセス権限を得ていた。それは民闻のものだけではなく、国家が有するものも含まれ、ほぼすベての交通、インフラ関係のコントロールをノアは手にしていたのである。さらに、いくつかのハッキングをも駆使することで、ノアは軍事関連のネットワークまでを掌握するに至っていた。そしてノアは突如、人類への反乱を実行に移していった。
  その瞬間、ニューヨークではすべての信号が青になり、多重衝突事故によって数多くの車が爆発炎上する大慘事が起きた。東京では駅に停車中の電車に通過線を通るはずの後続の特急電車が追突し、ラッシュ時間で満員だった乘客の多くが犧牲となる大事故が発生した。モスクワでは管制ミスによって大型旅客機と哨戒中の軍用機が接触して墜落し、ヨーロッパでは豪華客船と石油を满載したタンカーが追突した。そしてそれに類する事故は全世界で同時多発的に起こったのである。それだけではない。マヒしたのは交通網だけではなく、通信、エネルギー、あらゆるインフラ施設が同様の事故を起こし、人類世界は大きな混乱に卷き込まれた。
  そのすべてがノアによる“人類抹殺ブログラム”の発動でもたらされた災厄であった。しかし人類はそれを知るすべもなく、混乱の収拾をノアに求めたのだ。人類に問いかけられたノアは、この事態を“未曾有の同時多発テロ”だと報告。ノアを信じきっていた、あるいは甘く見ていた人類はそれを信じ、人類同士の疑心暗鬼へと導かれていく。いまだ世界政府の樹立には至っていなかったこともあり、各国は非常事態を宣言し、国家によっては戒厳令が発布された。そして―いまだに最初の一発がどの国のものかは判明していないが―原子力潜水艦からICBMが発射され、それに自動的に対応する報復装置により核保有大国同士が核の炎に包まれたのである。事実誤認をしたままの宣戦布告が行なわれ、あらゆる兵器を使用しての報復攻撃がなされ、さらに発生する国内暴動。だが混乱のなかで、一連の事態がノアの策謀によるものだと、ついに人類は知ることになる。しかしすベてが遅すぎた。
  日本に設置されたノアが元凶だと判明し、各国はそれぞれにノアの機能停止に向けて動き始めた。だが残存する攻撃部隊が日本に向け発進しようとしたそのとき、世界各地の多種多様な工場から無人の兵器が続々と姿を現わした。それは秘密裏にノアが準備していた人類抹殺兵器。ノアの人類抹殺プログラ厶は、すでに第2段階に入っていた。搭載されたAIにより自動的に行動するそれらの兵器は、ただひたすらに人類を誅殺することを使命としていた。まずは各国の軍隊が、それに続いて一般人たちが、人類抹殺兵器の手にかかり殺されていった。

  ノアが最初の行動を起こしてから数ヵ月で、人類の過半数は死に絶えた。世界各地の主要都市は廃墟と化し、交通網や通信網も分断され、もはやかつての繁栄した文明の姿は失われた。もちろん人類もただ滅びを受け入れたわけではない。主要ネットワークがノアに掌握されたことを悟った人類は、そのネットワークに依存しないコンピュータや機械を作ることでノアに対抗しようとした。各国の軍隊も残存兵力を結集し、少数ではあるものの組織的な抵抗を行なえるだけの戦力をまとめあげた。その抵抗は、およそ10年に及ぶ。しかし入念に準備されたノアの人類抹殺軍団は強く、主要な軍事組織のほとんどが個別轚破されるにいたり、大々的なノアへの抵抗は消滅した。
  これが、伝説の“大破壊”の実態である。
  その後、人類の文明はノアが望んだとおり劇的にスケ―ルダウンした状態となる。だが人類はまだ減んだわけではなかった。わずかに生き残った人類は、廃墟に身を寄せ合いつつ、過去の文明の遗産を食い潰しながらではあるが、細々と生き延びていた。そんななかで、モンスターハンターと呼ばれる者たちが登場する。廃墟をあさるハイエナのような生活のなかで、文明の遗物である“クルマ”を駆り、放射能汚染や薬物汚染で生まれたバイオモンスターやノアの人類抹殺兵器を倒して賞金を稼ぐ荒くれ続者たちだ。荒廃した未来世界で、人類はまだ、セン懸命に生き続けている。
  なお、地球救済センターに設置されていたノアは、名もなきモンスターハンターの手によつて人知れず破壊されたとの噂もあるが、その真偽は定かではない……。
 

憎悪―キングとグレイ―

  話はいったん“大破壊”直後に戻る。残された数少ない戦力を結集し、ノアへの叛旗を翻した者たちのなかにキングズレー・“キング”・ギンスキーという男がいた。彼はアメリカ政財界の大物であり、ブラド・コーポレーションの大株主のひとりでもあった。“キング”という通り名で分かるように、彼は自信にあふれ傲岸不遜な大きな野望を胸に秘めた男だ。その野望とは、生き延びた人類を統率する世界連合の大統領になるという荒唐無稽なもの。だが実際、大破壞の最初のー擊を生き延びた彼の権威は高く、そのカリスマ性で多くの支持者を率いていた。またキングの活動拠点であったアメリカ中西部に、彼が買い上げ開発途上にあった土地の多く無傷のまま残っていたことも幸いした。そして土地と人材とを確保したキングは、さらなる戰力を手に入れる。それはアメリカ東海岸で正規軍として戰っていた“大佐”と呼ばれる男と彼が率いる強力な軍隊。指揮系統が寸断され戦況が悪化したことで、大佐は残存兵力を率いて中西部へと移動してきたのだ。そんな大佐とキングが出会い手を組んだことは必然だった。大佐は武力を、キングは資金力を影響力を互いに提供しあい、ノアへの勝利を夢見た。
  またキングの考えるノアへの反抗作戦は、単なる正面切っての軍事力によるものだけではなかった。かつてブラド・コーポレーションの子飼いだった数多くの研究者や科学者が集められ、電子戦や情報戦といった多角的な戦いのプランが同畤に進められていた。そうやって集められた研究者のひとりに、グレイという十代の青年がいた。彼は若いながらもすでに天才科学者として名を馳せており、とくに生物学や遺伝学の方面で数々の業績を残していた。そんなグレイがキングに命じられたのは、人間をバイオ兵器化してノアの殺戮機械に生身で対抗するというプラン、通称“V・ジーン計画”だった。グレイは生物的に強靭な人類以外の生き物―たとえば野牛、ライオン、昆虫―の遺伝子を人類のそれと融合させ強化する、メタモーフ細胞を見事に開発したのである。ただしその研究はいまだ不安定で、数多くの副作用をともなうために実用化には至っていなかった。
  ノアの人類掃討部隊がキンダの拠点に来襲したのはそんなときだった。迎撃に万全を尽くしたはずの大佐の軍隊だったが、健闘するものの力及ばず、じわりじわりとその戦力を削がれ続けていく。切り札になりそうなV・ジーン計画もいまだ完成せず、キングはここである決意を抱く。それはノアの軍団に抗し得ないと悟っての、巨大シェルターの建設だった。大佐の部隊に所属する多くの軍人や民間人の労働力までをも使い、シェルター建設は急ピッチで進められた。建設作業に従事した者たちは、自分たち自身の命がかかっていることもあり、昼夜を惜しんでシェルター建設に邁進した。これが完成して避難させてもらえれば、自分や自分たちの家族が助かる。その思いが作業効率を上げ、平時ならありえぬほどの短期間でシェルターは完成しようとしていた。
  そんな殺伐とした状況でありながら、否、そんな状況だからこそ芽生えた小さな愛があった。とある男女が、互いの想いを通わせ恋人同士になるという、ありふれた話。だが、ふたりの立場がありふれたものでなかったことが悲劇を生む。その男女とは、V・ジーン計画担当のグレイと、キングの実の娘アリーゼだった。自分の娘にはそれ相応の男、つまり己の野望に役立つ男をあてがおうと考えていたキングは、当然ながらふたりの交際を認めず強硬に反対。その激しい怒りを目の当たりにしたアリーゼは、ある確信を抱く。もしシェルターが完成しても、そこにグレイを収容することは絶対に許されないのだと。キングは自分自身を万物の上に立つ存在と信じて疑わず、周囲の人間に自分への絶対服従を求める暴君だったのだ。近い将来の別れを予感したふたりは、ついに駆け落ちを決行した。キンダの逆鱗に触れるのを承知で、それでも実の娘ならばキングも容赦してくれるのではないか、そしてふたりの真剣さを知って交際を認めてもらえるのではないか、そうふたりは考えたのだろう。だが彼らは、キングという男の本質を甘く見すぎていた。ふたりの不在に気づいたキングは、即座に直属のガード部隊へと命じたのだ。ふたりを追跡したうえで「殺せ」と。自分に逆らう者への怒りは己の娘への慈悲さえ許さなかった。数日後、キングのもとへ戻ってきたガード部隊の報告は簡潔だった。アリーゼを銃殺。グレイは致命傷を与えたうえでその場に放置。その報告は、キングを大いに满足させたと言われている。
 

現在―新たなの世代の物語―

  グレイとアリーゼの悲劇ののち、さらなる悲劇、いや慘劇が待ち受けていることを誰が予想しただろうか。非情なことにキングは、シュルター完成と同时に一族と関係者のみを引きつれてそこへ逃げ込み封鎖した。シェルターの建設作業にたずさわり、その中へ避難できると思っていた多くの庶民や軍関係者をかえりみず、自ら計画した“打倒ノア”という野望すら打ち捨てて……。そしてキングはシュルター内部だけをおのれの王国とした。彼は、世界を捨てたのだ。
  外界と隔絶されたシェルター内で、数少ない人々はノアの脅威とは無縁の生活を送ることとなる。ただしそこには発展も進歩もない。世界の頂点に立つことを夢見た男は、その後、何ごとも成すことなく、およそ20年ののちに死んだ。その跡を継いで、シェルター内部の世界を治めたのは息子のリチャード。キングに殺されたアリーゼの弟だ。彼もまたシュルターの統治者としてのみ生き、やがて子供に跡を継がせて死ぬだけと思われていた。その状況が変わったのはキングの死から10年を経たころ。本来なら100年は持つと言われていた備蓄された燃料や食糧が、保管庫の破損や老朽化により底を突き始めたのだ。そしてリチャードは、30年ぶりにシェルターの扉を開けることを決意する。
  ギンスキー一族が一度は捨てた表の世界。そこはノアの蹂躏によって滅びの地となっているはずだった。事実、シェルターを出たリチャードが最初に目にしたのは、周囲に散乱するおびただしい人骨。シェルターに入りさえすれば助かる。そんな一縷の望みにかけて、殺戮機械の大侵攻時に逃げ延びてきた人々のものだと思われた。だが、驚くべきことに、人間はまだ滅びてはいなかった。シェルター周囲には、数少ない生存者が作った粗末な村ができていたのだ。「驚いたよ。とうに全滅しているだろうと思っていたのに」と、リチャードはそのとき語ったと言う。そして、ふたたびギンスキー家の台頭が始まった。風の噂が正しければノアは何者かによって破壊され、殺戮機械はいまなお稼動してはいるものの統制のとれた人類殲滅の動きはなく、モンスターハンターの出現によりその機械群の版図も徐々に減少しつつある。またシェルターには、万一の防戦に備えて建造された人型巨大兵器“アラモ=ジャック”もあった。この終末後の世界で、リチャードはギンスキー家の再興をかけて動き始めたのだ。それはまさに、暴君キングの再来のようでもあった。

  それからさらに20年が過ぎた。シェルターは新たに“シェルタ”という名前で呼ばれる町となり、かつてのキング直属部隊をさらに強化したシェルタガードによって鉄壁の防御を誇るようになっている。いくつかの町―たとえば、シェルタの力を借りずに大破壊まえの農園から発達したワラ―とは、静かな対立状態が続いているが、それも致命的なものではない。地上に出てから生まれた娘のコーラは、その美貌をうたわれたリチャードの姉アリーゼとうりふたつの美しい娘に育ち、その娘を見初めた海沿いの町ラスティメイデンの領主、タロミオ・ヤマダニンゲンとの縁談も進んでいる。この婚姻さえ上手くいけば、ラスティメイデンが所持するスカラー誘導電源装置がシェルタのものとなる。リチャードの唯一の懸念材料は、コーラか徹底的に父親に反抗しようとすることだった。リチャードが父親のキングに似ているように、コーラはそれに従わなかったアリーゼに性格まで似ていた。最近では、シェルタと犬猿の仲であるワラの町のスクータロ家の長男、ホアキンに進んで手を貸し、シェルタへの嫌がらせに加担しているようだ。だがそれも、しょせん若さゆえのちょっとした暴走でしかない。そうリチャードは考えている。
  だが、リチャードは知らない。いや、リチャード以外の何者も知りうることはなかっただろう。ひそかに育まれた決して消え去ることのないキングへの怨念が、かってグレイと呼ばれていた男を、恐るべき怪物に変えてしまっていることを。コーラとタロミオの婚礼は、決して成就せぬ運命にあることを……。そうして―物語は幕を開ける。

评论

Anar-Isil, 2020/03/26 18:31, 2020/03/26 18:32

《重装机兵3》前史

译者:苍穹

开端诺亚的觉醒

在20世纪末、21世纪初,高度发达的文明令人类的寿命有所延长,但不断膨胀的人口给人类社会带来了各种各样的压力,粮食问题、住宅问题以及随之而来的经济问题等等。世界各国采取了不同的措施竭力解决这些问题,但各种政策实质上只是让情况陷入了一个恶性循环当中。土地穷困导致内乱、战争频发,而影响最为严重的,要数困扰着全人类的环境问题。当时,人类的生产就意味着要破坏大自然。工厂排放出的废气和废水污染着大气、土壤和水源,虽然各国都有或多或少的法律限制,但根本于事无补。人类生存领域的不断扩张,致使山林被大面积地砍伐,大自然的自净作用逐渐降低,气候温室化、土地荒漠化则不断加剧,世界各地都发生了大规模的气候异常。

当时世界的经济分为以美国、欧洲、日本为中心的欧美经济圈,和以中国、俄罗斯为中心的欧亚经济圈,两大集团围绕着世界的霸权展开了激烈的竞争。支配着大半欧美经济圈的是巨大的企业共同体一弗拉德公司,而与之相对的,欧亚经济圈则掌控在军产复合体神话公司手中。人民富裕才能促进经济繁荣一深知这一点的两大公司不约而同地开始致力于解决地球所面临的种种问题。

此时,一位名叫“拜亚斯·弗拉德”的男子开始登上历史的舞台,他正是创立了弗拉德公司的天才科学家。为了解决前所未有的种种难题,拜亚斯着手于实施一个庞大的计划。为了谋求与竞争对手——神话公司的合作,他带着未婚妻移居到日本,在那里设立了“地球救济中心”并展开了一系列的活动,而最终目的则是成立世界联邦政府。作为一个在诸多方面都取得了骄人成绩的天才科学家,拜亚斯是一个拥有强大实力的理想主义者,其信念是“科学能够解决人类的一切问题”。虽然略有些傲慢,但拜亚斯所取得的种种业绩让反对他的声音逐渐淡去,计划也得以顺利进行。拜亚斯所开发的代号名为“诺亚”的超级电脑,是为了寻求既能保证人类文明的存续、又能保全地球环境的方法而制作出来的。诺亚拥有世界上最强的模拟演算机能,甚至太过优秀了,与全球的网络连接的它已经超出了机械的范畴。终于有一天因为某不明原因,诺亚作为地球代言人的自我意识开始觉醒,在它看来人类不再是自己的主人,而只不过是构成地球的要素之一而已。为了保全地球的环境,诺亚经过反复演算得出了惟一的结论——必须把人类彻底抹消!

大破坏Gland Slam

就在拜亚斯推行地球救济计划的同时,诺亚也获得了连接全世界所有网络的权限。从民间见闻到国家机密,乃至交通、基础设施的控制尽皆在诺亚的掌控之中。在成功入侵军事网络后,诺亚突然展开了反叛人类的行动:纽约的交通灯在一时间全部变绿,导致多起严重的交通事故,汽车爆炸后在街道上燃起了熊熊大火;东京一辆停靠在车站的电车,被从后方疾驰而来的特急列车追尾,由于正值客流高峰期,众多乘客因此而丧命;莫斯科的管制系统失控,导致一架大型客机与巡逻中的军用飞机相撞,海面上一艘满载着石油的货轮与豪华客轮相撞……世界各地同时发生了众多类似的事故,不仅如此,各国的交通、通信、电力以及基础设施全部瘫瘓,人类陷入了前所未有的大混乱之中。

这一切尽皆是诺亚启动“人类抹杀程序”后造成的灾难,但人类方面并不知情。陷入混乱的人们求助于超级电脑诺亚,后者给出的答案是“前所未有的恐怖袭击”,信以为真的人类开始相互猜忌、疑神疑鬼。从世界联邦政府成立至今从未发生过此等紧急事态,各国陆续颁布了戒严令。然而一艘不知所属国的潜水艇突然发射出洲际弹道导弹,几个持有核武器的大国的自动防御装置即刻相互攻击,国土顿时被肆虐的核武器所吞噬。在尚未查明真相前各国纷纷宣布开战,用各种武器展开报复性攻击,本就一片混乱的人类社会又受到了战火的侵袭……当人们终于发现这一系列的事态都是诺亚的阴谋时已经太迟了。

在发现了元凶是诺亚后,各国决定关闭其机能,就在攻击部队向日本方面进发的同时,世界各地的工厂中开始出现了大量无人兵器一这是诺亚所秘密筹备制造的人类抹杀兵器。“人类抹杀程序”就此进入第二个阶段,搭载了AI的自动兵器无差别地抹杀人类,从军队到平民,都遭到了惨无人道的屠杀。“人类抹杀程序”启动的短短数月间,人类已经死伤过半,世界各地的主要都市化为废墟,繁华的文明摧毁殆尽。不甘心就此毁灭的人类开始使用非电脑控制的机械与诺亚对抗,各国的残余军队与少数地方武装组织进行着顽强的抵抗。这场抵抗持续了约10年之久,然而准备万全的诺亚以及其率领的人类抹杀军队实在太过强大,主要的军事组织和武装力量被各个击破一这就是“传说中的大破坏”。

在这场恐怖的“大破坏”中,人类文明虽然急速倒退,但人类却并没有灭亡,残存的人类栖身于废墟之中,依靠着过去文明的遗产而忍辱偷生。一种名为“怪物猎人”的职业应运而生,他们驾驶着古文明的遗物一战车,与因放射污染、药物污染而变异的生化怪物和诺亚的人类抹杀兵器们战斗,凭此来获取赏金。在荒废了的近未来世界,人类还在为了活着而拼尽全力。另外有一个真伪难辨的传闻不胫而走——在地球救济中心的诺亚,已被一位不知名的怪物猎人所破坏……

憎恶 金斯利与格雷

“大破坏”后,在集结残余的战力、抵抗诺亚的人群中,有一位名叫“金斯利·‘国王’·金斯基”的男子。他本是美国财政界赫赫有名的大人物、弗拉德公司的股东之一。正如他的通称“国王”一样,金斯利是一个胸藏巨大野心、桀驁不驯的男子,他的野心是成为统领人类的世界联合的大总统。虽然其野心看上去有些荒唐无稽,但实际上从“大破坏”后残存下来的他拥有极高的权威,金斯利也凭借其出色的领导力率领着一大批支持者。在金斯利作为活动据点的美国中西部,他所收购的尚在开发中的土地大多完整地保存了下来。利用这些土地和人才资源,金斯利开始进一步增强战力。当时在美国东海岸作战的正规军是一支由名为“大佐”的男子率领的强劲部队,由于指挥系统崩溃、战局不断恶化,大佐只得带领着残存兵力向中西部转移。握有武装力量的男子与拥有雄厚资金和影响力的男子相遇,两人的联手也顺理成章。

金斯利所考虑的诺亚反抗作战并非仅仅是从正面进行武力的对抗,他将曾经由弗拉德公司培养的研究员和科学家聚集起来,从电子战和情报战等多方面同时展开战斗。在这群研究者中,有一位名叫“格雷”的天才科学家,仅有十几岁的他在生物学和遗传学等方面取得过众多的骄人成绩。格雷接到的命令是将人体改造成为能与诺亚的杀戮机器进行正面对抗的生化兵器,通称“V基因计划”。

格雷将各种强健的生物,如野牛、狮子等的遗传因子与人类相融合,成功开发出了变异细胞。不过由于细胞的不稳定性,其具有的各种副作用致使研究尚未达到实用化阶段。终于,诺亚的人类抹杀部队来袭,金斯利方面虽然早有准备,由大佐率领的军队英勇奋战,但战力始终在不断地消耗。作为王牌的“V基因计划”尚未完成,金斯利终于明白不能与诺亚军团正面对抗。他以军队和平民作为劳动力,动工建设巨大的庇护要塞。参与建设的人们为了能够早日建成要塞、保护自己和家人而夜以继日地赶工,设施在常理不可能的短时间内便宣告落成。

这个战乱的时代却丝毫不能阻挡爱情的萌芽,一对男女相识相爱是理所当然的,然而却因为地位的不同而导致了一场悲剧。这对恋人是“V基因计划”的负责人格雷,以及金斯利的女儿阿莉泽。金斯利想给自己的女儿找一个地位相当的男人,这对实现自己的野心有所帮助,他当然不会同意两人的关系。金斯利是一个追求绝对服从的暴君,一旦庇护要塞落成,其中也绝不会有格雷的容身之处。不顾父亲强烈反对的阿莉泽深知这一点,为了能够继续厮守,两人终于决定私奔——阿莉泽希望能够通过私奔让父亲知道自己对于这段感情的认真,更希望他能同意让两人交往。然而这一举动触动了金斯利的逆鳞,大为震怒的他下令直属部队追踪两人并就地处决,这一命令也是要让周围的人知道,敢反抗自己的人绝对不容宽恕,纵使那是亲生女儿。数日后部队便带回了报告,阿莉泽已中枪死亡,格雷也身受重伤、被弃于荒野。

现在 新世代的故事

在庇护要塞建成后,冷酷无情的金斯利只带着自己的族人和有关人士进入其中,而建设要塞的军民则尽皆被挡在门外,他将“击倒诺亚”的目标和世界一同舍弃,在要塞内部建立起只属于自己的王国。在与世隔绝的要塞内,这极少数人摆脱了诺亚的威胁、过着安稳的生活。然而曾梦想立于世界之巅的男人在这里一事无成,终于在20年后告别人世。金斯基家族的继任者是艾丽泽的弟弟理查德,他本也打算在要塞内以统治者的身分安稳度日,然而情况在金斯利死后10年就发生了骤变。本来可以维持100年的储备燃料和粮食由于保管仓库的破损和老化突然见底,理查德不得不打开了封闭了30年之久的要塞大门。

曾舍弃了世界的金斯基一族重新回到了这片饱受蹂躏的土地,走出庇护要塞的理查德最先看到的,是散乱遍地的森森骸骨当年被关在要塞外的人们没能从杀戮机器的大举进攻下逃生。然而更令人吃惊的是,人类并没有就此灭亡,仍有少数幸存者在要塞周围建起了简陋的村落。如果传闻属实,超级电脑诺亚已经被破坏,杀戮机器虽然仍在活动,但并非是为了执行“歼灭人类”的命令,而且“怪物猎人”职业的兴起也让这些机器在慢慢地减少,庇护要塞内还有为了以防万一而建造的巨大人型兵器“阿拉莫=加克”。在这个满目疮痍的世界,理查德为了复兴金斯基家族而展开了行动,正如暴君再临一般。

之后又经过了20年的时光,庇护要塞成为了名为“谢尔塔”的小镇,原先金斯基的直属部队经过强化,作为小镇的防卫部队。世界上也出现了其他的村镇,比如以农场发展起来、与谢尔塔保持对立的瓦拉镇。理查德生有一女“珂拉”,他原打算将珂拉许给沿海城镇的领主——塔罗米奥,如果联姻顺利,就能掌握其持有的诱导电源装置。然而珂拉在继承了阿莉泽美貌的同时,其性格也与姑母颇为相似,倔强的她不断地采取各种行动反对父亲所安排的婚事,近来她就向与谢尔塔对立的、瓦拉镇的斯库塔罗-家的长子华金寻求帮助,不过这在理查德看来不过是年轻人的小打小闹。然而没有人能料到,曾经名叫“格雷”的男子并没有死去,而是变成了恐怖的怪物,带着对金斯基家族的深深怨念建立起了“冷血党”。新世代的故事就此拉开序幕……

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