町にはこんな生活がある!!
これかモンスターハンターの戦いの拠点だ!
「メタルマックス」はミヤ王、キム皇、カルロスの3人が開発しているニュータイプのRPGだ。主人公は、モンスターハンター。戦車を操縦して、指名手配のモンスターをガンガンしとめる超ド派手な賞金稼ぎだ。しかも戦車に乗って戦うだけじゃなく、戦車から降りても行動•戦闘ができる画期的なMM(Man & Machine)方式を採用!活動の幅も楽しみ方も2倍に広がるゾッ!お金がたまったら、戦車を改造しちゃうというお楽しみまである。こんなゲームがなぜ今までなかったの、と作ってる3人が嬉し泣きするくらいの出来になってきたようだ。今回は3人に町の中の仕組みを語ってもらおう。
「メタルマックス」、いよいよ面白くなってきたぞっ。
未来人は強く、逞しく、したたかに町の生活を楽しむ。
文明を食い尽くしながら、
町は生き延びている。
司:まずどんな町があるんですか?
キ:うーん、一言じゃいいきれないけど、どの町にもそれなりの歴史はあるよね。
カ:過去の遺産を食いつぶして生きてる都市もあれば、水があるところに自然に人が集まって、町になったというところだってある。
司:町の中は、どんな感じでしょうか?
キ:廃虚みたいなところもあるけれど、エレベーターやエスカレーターも、多い。
司:けっこう都会なんですね。
カ:そうだね。未来では機械は生活の一部だから、他のRPGよりはメカを使うケースが多くなるだろうね。
ミ:たとえば、あちこちにスイッチやボタンがあって、いろんな仕掛けを楽しめるとかね。
キ:プレーヤーの印象としては、メカに囲まれて遊んでいる感じがすると思うよ。
カ:人もいるけど、メカもどっさり。
ミ:あとは、トレーダーっていう旅商人が町を渡り歩いて、貿易みたいなこともやってる。
キ:この人たちはテント生活者だから、村ごと移動しながら商売してるんだ。
司:なにか珍しいものでも売ってんのかな?
住民だって、ハンターを相手に
元気に商売してるぞ。
司:モンスターハンターは住民に危害を加える怪物をやっつけてるわけでしょう。ハンターは住民に感謝されてるんですか?
カ:ちいーっとも感謝されてない。(笑)
ミ:ハンターが高いものを買ってくれるときはゴマくらいはするかもね。(笑)
キ:モンスターハンターは、町のためというより賞金のため、自分の利益のために戦っているからね。
ミ:オレがハンターなら、指名手配のモンスターを重点的に狙うぜっ。金になるしなっ。
カ:まあ、プレーヤーは正義の昧方になってもいいし、札付きの賞金稼ぎになってもいいよね。
キ:そこんとこはプレーヤーの自由だよね。
司:あんまり一つの価値観でプレーヤーを縛りたくないんですね。
キ:そうなんだよ。だって、「ウルティマI」は敵でもない町の人と戦えちゃったしね。
ミ:「クエスト」にしても衛兵を倒してるうちに、そっちのほうが楽しくなったぜっ。(笑)
キ:ストーリーを外れて、そんなことばっかりして遊んでたんだよね。
司:でもそれってインモラルすぎません?
ミ:そうかなあ。インモラルな展開をやめてから、ゲームがつまらなくなってきたんじゃないかな。
キ:現実の世界ではできないことも、ゲームだからできる。そこがゲームのおもしろさだよね。
司:おおっと、いきなりキツーイ発言。
ひと稼ぎしたら、改造ショップへ。
オリジナルのマシンを作ろう!
キ:お店の特長としては、まず、戦車まわり用と人まわり用とに店を分けてあります。
カ:それぞれに店があって、武器やパーツを買ったり、修理、改造もできるようになってます。
キ:戦車まわりのサービスを一手に引き受ける「戦車ショップ」や、車両のチューンナッフを得意とする「改造ショップ」もあるよ。
司:へぇ、改造の店!?。
ミ:このふたつのショップには、いろいろとお世話になるだろうぜっ。手に入れた車両は必ず改造したくなるからね。
司:改造ってどんな風にやるの?
カ:改造の基本は、エンジンのパワーアッフ。武器や装甲を付けるためには、まずその車両の積載量を増やさなきゃいけないからね。
キ:だから積載量が増えれば増えるほど、攻撃力や防御力をアッフできるってわけ。
ミ:しかも改造できるのは戦車だけじゃない。
司:エッ、ホント/戦車以外にどんな車両があるんですか?
ミ:バギー、救急車、装甲車などだね。ほとんどの車両が改造できちゃう。
司:どんな武器を付けるんですか?
キ:たとえば、救急車に台座をくっつけて、機関銃をセットして、攻擊型にするとか。
司:ヒャー!そりゃスゴイや!
カ:バギーを偵察車にする場合、ドライバーの身を守るために装甲は絶対付けたいよね。
司:へぇー、模型かプラモデルを作ってる感覚に近いですね。
文明の象徵か、ただの商売熱心か。
自動販売機は未来にもあった。
カ:お店でおもしろいのは、自動販売機が町に建いてあることですね。
司:えーっ!?コーラでも売ってるの。そんなわけないよね。
キ:ヘヘへ……、販売機にも何種類かあって、一番ありがたいのが砲弾販売機だろうね。いつでも手軽に買えます。
ミ:装甲タイルなんかも売ってる。
カ:ケガをしたときの薬だってあるから、コンビニ感覚でご利用くださいってわけ。
司:へぇー、現代の生活感覚を残してますね。
地獄でホトケに出会う!?
戦車のレンタルショップも登場。
キ:変わってるお店がもうひとつ、戦車のレンタルショップがある。
カ:戦車が大破して乗り物がなくなったとき、貸してくれます。
司:いやー、親切な人もいるじゃないですか。未来も捨てたもんじゃないですね。
ミ:そんなわけでもないよ。商売だから。
司:というと、1日いくらぐらいですか?
カ:そういう計算じゃなくて、上がりの大部分をしっかり取られちゃうんだ。
司:えーつ、キビシー!(男女驚愕!)
ミ:この時代は、戦車を開発する技術力も工場も残ってないから、ポンコツになっても、戦車を持ってるヤッと持たないヤツの差は大きい!
キ:戦車さえ手に入れば、こりゃもう天国。走りたいだけ走って、撃ちまくって、素手ではかなわないモンスターでもバタバタやっつけちゃうから。もう快感のカタマリ!
ミ:レンタル料が高くても、しかたないよね。戦車ってそれぐらい役に立つ乗り物だから。
カ:でもひとたびアシ(車)がなくなると、もう苦しさの連続!
キ:あんまりかわいそうだから、保険制度を作ろうかって話したね。(笑)
カ:でも、掛け金が高くなりすぎるっていうからやめちゃった。(笑)
ミ:モンスターハンターは、何の保証にも頼らないフリーが一番だぜっ!(キッパリ)
カ:フリーほど自由な人生はないからね。だってフリー(自由)なんだもの、アハハ……。(明るいカノレロス)
キ:そうだね。ボクら3人みたいなフリーの人生を味わってほしいね……(ヒューと冷たい風)
司:ヒェー、実感こもってるう。(なぜか桝田氏だけはサラリーマンであった)
未来にはいかがわしい仕事で
生きている変人がいっぱい。
司:酒場ではケンカしたり、人と出会ったりと、忙しい場所のようですね。
ミ:ケンカするだけじゃなく情報交換の場でもあるからね。
カ:賞金付きのモンスターの手配書が、さりげなく壁にあったりするからよーく見ておこうね。
キ:これは、ショップというよりサービスだけど、戦いで疲れたカラダを揉みほぐしてくれるマッサージ師もいるね。
カ:金さえ払えば、死人だって揉んじゃう。
キ:アヤー、冷たい手ね、この人死んでるよって。(大爆笑)
カ:もっとすごい変人もいる。その名も「ドクターミンチ」!
ミ:主人公の生まれた町に住んでるんだ。
カ:でもって、死者を蘇らせるのが得意。
ミ:ところが最近、研究所の裏庭に墓が沢山できてるらしい。(笑)
キ:だから、うまく生き返ったヤツには、「おまえ優秀だから、次に死んだときも、また来てくれ」って頼むんだよね。(笑)
司:ハンターもいいけど、住民やるのも楽しそうですね。というわけで、未来の町はしたたかに繁栄してること力ヾわかりました。(つづく)
次回の「MM通信」は「独占手記!なぜ私は、モンスターハンターとして生きるのか!?」を放送予定。お楽しみに。
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